2021-05-11 第204回国会 参議院 法務委員会 第12号
八田次郎元小田原少年院長は、虐待された体験というのは人との信頼関係を築く上で支障を生じ、関係ができても長続きしない、無力感が強く、自己肯定感や自尊感情を持ちにくいと述べています。これはもう育ちの場を奪われてきたということであって、成長発達権を保障し、保護する必要性が高いということを示していると思います。
八田次郎元小田原少年院長は、虐待された体験というのは人との信頼関係を築く上で支障を生じ、関係ができても長続きしない、無力感が強く、自己肯定感や自尊感情を持ちにくいと述べています。これはもう育ちの場を奪われてきたということであって、成長発達権を保障し、保護する必要性が高いということを示していると思います。
実際、少年院で少年に会ったり、あるいは少年院から出てきた少年に会って、本当に幼い、凶悪な事件を犯したと言われていても、実際にはとっても幼い、かわいらしい男の子、女の子で、とても素直になってきて、そして、先ほど申し上げた、自分が受け入れられるということを知る、自分が受容される、そして、鑑別所の心身鑑別の段階では、大体判で押したように自己肯定感が低い、自尊感情が低いという判定がされるんですね。
ただ、じゃ、自殺率ってどうかというと、これ日本の子供たちの自殺率よりもぐっと低い、あるいは自己肯定感どうかというと、日本の子供たちよりも自己肯定感ぐっと高い。つまり、生きることの阻害要因はたくさんあるんだけれども、それ以上に促進要因がしっかりしているがゆえに、自殺で亡くならないということなんですよね。 この、じゃ、日本の子供たちがなぜそこまで促進要因が低くなってしまっているのか。
やはり、特に刑期が長かったりすると、社会から離れちゃって、自己肯定感が得られない中で、そういうことで社会から評価されているんだという思いがまた、今度、社会復帰した、世の中に出たときに大事なことだと思いますので、今回のこうしたいい取組などは評価されていいことだと思いますし、また、そうしたことに、いろいろ、感度というか、アンテナを張って、こうした取組がいざというとき機動的にできるようにしていただきたいと
地元の元先生とかが教えに来てくれるそうで、その元先生にもお話を聞いたんですが、やればできるという経験が自己肯定感につながり、前向きになれると。生徒たちも、理解できるまで説明してもらえた、分かる部分がぽつっと点だったけれども、どんどんつながって線になっていったと。おまえは駄目だ、駄目だとずっと言われてきたけれども、人より劣っているわけじゃないと思えたという声もお聞きをしました。
受刑者自らが社会に役立つ存在であり得るという自己肯定感を高めさせて、改善更生に寄与するものであると考えておりまして、今後も、社会からの要請に応え、受刑者の円滑な社会復帰と新型コロナウイルス感染症の早期収束化に向けて刑事施設としても積極的に取り組んでまいりたいと思います。
そういう意味で、これを、さっき言いました、子供たち、児童生徒一人一人に丁寧に向き合う中で、自己肯定感、そして、世間の価値観ではなくて、おまえの、あなたの価値観で生きていけというふうに持っていく、そのような学校文化、教育文化にしてもらいたいというふうに思っています。
これも、地元のある保育所さんからちょっと伺った話なんですが、保育の指針で、保育に当たっては、一人一人の子供の主体性を尊重し、子供の自己肯定感が育まれるように対応していくことが重要であるということで、いわゆる自由保育というか、一人一人の子供の主体性に任せた保育をしているところも多くあるように聞いています。
こういうふうにもなってしまうと、なかなか自主性とか学びに向かう力とか自己肯定感とかは育たないんじゃないのかというふうにも思うわけです。
包括的性教育によって、性的なリスクを減らし、自己肯定感を高めるという結論が出ています。性に関することを教え過ぎると関心を高めてしまうというような、いわゆる寝た子を起こすという神話から、科学と人権に基づく性教育が必要です。 国内でも、例えば自治体単位での成功事例として、秋田県で医師会と教育委員会が連携し、中高生向けに性教育講座事業を実施しているという事例があります。
そのリスクに遭う前に何が危険かであったりとか、もしリスクに面したときにどのような行動を取ればそのリスクを減らすことができるのかということをあらかじめ広く知っておくことということによって、その全体のリスクを減らし、また、自分が自分らしくあっていいとか、自己肯定感を上げる効果であったり、やはり就職、就労ということも若い人、大きく関わってきますので、今後の女性の活躍推進にも役立つものではないかと思っております
こういった中で、自己肯定感を育めないまま大人になるケースもあります。性虐待は魂の殺人とも言われております。 昨年の閣議決定いたしました第五次男女共同参画の基本計画、全ての女性が輝く令和の社会におきましては、こういった保育、教育現場での子供に対するわいせつ行為を防ぐため、「働く際に性犯罪歴がないことの証明書を求めることを検討するなど、防止のために必要な環境整備を図る。」とありました。
どんな家庭に生まれたとしても、誰もが、質のよい教育とそして愛情を受けて、自己肯定感を持ち、健やかに成長できる、そんな日本にしていきたい。これは未来への投資だと思います。 もう時間がないかと思います。済みません、橋本大臣に一言、思いをお聞かせいただければと思います。
私も長年小児科医をやってきて、やはり自己肯定感の持てないお子さんは本当にいろいろな意味で生きづらい。そして、自己肯定感というのはどこから来るのか。やはりその一つに出自ということが、別にどんなお母さん、お父さんであったかではなくて、確かに私は物ではなくて人のつながりの中で生まれてきたんだということを感じたい、実感したいということが、多く、精子提供で生まれた当事者の方から言われております。
これは本当に負のスパイラルがありまして、性暴力があって、児童虐待、そして自己肯定感の低下があって、孤立感や自傷行為があって、寂しさを埋めるための男女関係があって、そしてまた性感染症と児童虐待という、こういった負の連鎖を私は断ち切りたい、そのためにもアフターピル、どうか御検討いただきますようお願いいたします。 最後の質問です。 先ほど、人工妊娠中絶件数が十六万件と申しました。
今回の新たな事業の中でも当然アウトリーチ支援を設けておりまして、課題を抱えているけれどもみずから相談機関を訪れることが困難な個人及びその世帯に対しまして訪問による状況把握並びに相談を行うこと、さらに、課題を抱える個人及びその世帯に継続的な支援、伴走支援と呼んでおりますけれども、そういったものを行い、関係性を築いて自己肯定感の向上を図ることなどを実施することとしております。
例えばですけれども、独立行政法人国立青少年教育振興機構が平成二十八年度に行いました青少年の体験活動等に関する意識調査というのがございますが、そこからも、自然体験や生活体験を多く行った人ほど、自己肯定感が高い、道徳観や正義感がある、あるいは自立的な行動習慣が身についているといった傾向が見られるという、まあ、これはデータの一つでございますが、そういった調査の報告も出ております。
そして、刑務所などにおける被収容者の改善更生に向けた取組を担当する法務省からは、犬の訓練が被収容者の自己肯定感を高め、責任感を向上させるなどの効果がある、こういう情報も得ています。
逆に言うと、こういう環境の子たちは、親御さんも忙しいから子供のことを見れないので子供を褒めないですし、学校でもなかなか褒められる機会がないのでなかなか自己肯定感が上がらないんですけど、褒める機会が増えるだとか、あとは学校の授業で分かるようになると。
あと、自分で生活を管理する力ということで、本当に、学習会に遅刻、欠席が最初はすごい多いんですけれども、そういったことが改善していくというふうなことで、自分で生活を管理する力とかという、時間管理とかですね、そういったことも重要だろうと思いますし、一番重要なのはやっぱり自己肯定感といいますか自己効力感で、やっぱり自信がないと何もやらないですね。
ここでは、離婚後の親子関係及び面会交流がスムーズで満足度が高い学生さんは親への信頼度が高く、そして自己肯定感も強く、また周囲の環境への適応度も高いと、さらに積極的な他者関係ができているというような結果もございますけれども、ここについて、面会交流の心理学的な、社会的な重要性などお伺いできたらと思います。
それも何もできないまま、結局、自己肯定感を持てない、自分はこの社会でやはり否定されていると思ってメンタルヘルスを崩していく、こういうことがあるわけです。本当はそういう人たちに寄り添うのが厚生労働省じゃないんですかということなんですね。ですので、確認をしていきたいと思います。
児童生徒が家庭の経済状況のいかんにかかわらず進路選択を含めてみずからの将来を切り開いていくためには、児童生徒が自分のよさや可能性に気づき、学びに向かっていくことが重要と考えておりまして、このために、新しい学習指導要領においては、一人一人の児童生徒が自分のよさや可能性を認識できる自己肯定感を育むことを重視しているところであります。